【カラダの『声』numéro2】自律神経
パーキンソン病の【非運動症状】のひとつ
『自律神経障害』
そもそも自律神経って??
脳の【視床下部】からカラダ全身に張り巡らされて
いる神経で、自分の意思とは関係なく24時間、365日
働き続けているもの
その種類は…
①交感神経
②副交感神経
この2種類
【交感神経】
日中や活動が活発な時に優位にたつ神経
ストレスがかかったり、緊張・興奮したりする時も
交感神経優位になる
身体の症状としては
例)大きなストレスや緊張状態になると…
心拍:促進(心臓がバクバクする)
血圧:促進(血管が収縮してしまう)
発汗:促進(冷や汗などかく)
食欲:抑制(食欲がなくなる)
※よくストレスで【過食気味】になるという話を
聞くが、それも自律神経の乱れが原因ということも
ある
【副交感神経】
夜間やリラックス状態で優位にたつ神経
身体の症状としては
例)リラックス状態で過ごしているときは…
心拍:抑制(心臓がゆっくり穏やかに活動する)
血圧:抑制(血管が拡張する)
発汗:抑制(過剰な汗はかかない)
食欲:促進(食欲もでる)
※ただし【副交感神経】がずっと優位にたつと
活力や血流量が低下して、低体温になってしまったり
やる気が出ず、ダルい状態が続くので注意
【交感神経】【副交感神経】は
どちらもわたし達にとって必要なもので
この2つの『バランス』がとっても重要!!
パーキンソン病はこのバランスがなかなかうまく
保たれないのが問題…
頭で考えてもコントロールは出来ないものかも
しれないが
例えば…
朝日を浴びて【交感神経】にスイッチを入れたり
深呼吸をして【副交感神経】にスイッチを入たり
することはできる…
たまに「大きなため息をつくと幸せが逃げる」と
いう人もいるが、人間は大きな息を吐くことで
【副交感神経】にスイッチを入れ、そのストレス
攻撃からカラダを守ろうとしている
どんどん吐き出していこう!!
他にも入浴を利用して…
42℃以上の熱い湯に入ると【交感神経】
40℃位で【副交感神経】
にスイッチが入ると言われている
※心臓の弱い方は高い温度での入浴に注意
生活のなかで「オン」と「オフ」のスイッチを
上手に使って
『脳』を騙してしまおう!!
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